看護師の身だしなみ

看護師は、外来患者や入院患者などと接する機会が多く、身だしなみに気を配ることが欠かせません。また、衛生面からも、身だしなみを整えることで清潔を保つことが大切です。
まず1つ目に注意したいのは、髪型です。ロングヘアの場合は、作業に支障が出ないようにしっかりと結ぶ必要があり、結び方は一つ結びやお団子などにすると見た目がすっきりしていいでしょう。ショートカットの場合は、顔周りの髪が邪魔にならないように、ヘアピンで止めることをおすすめします。また、髪の長さに関わらず、常に抜け毛が衣服に付着していないか気をつけることで清潔感を心がけましょう。
2つ目に注意したいのは、爪の衛生です。手は患者や医療機器に触れることが多いので、特に細心の注意を払わなくてはいけません。爪を長く伸ばしていると汚れや菌が付着しやすくなるため、短く切ったり、手洗いの際には爪の間まで洗ったりする必要があります。さらにマニキュアにいたっては、医療機関においては不衛生と感じる人も多いため、使用は控えましょう。
3つ目に注意したいのは、服装です。ナース服に汚れがないか、襟元やボタンはきっちりしているかなどに気をつけます。ストッキングやタイツを使用する場合には伝線やたるみに注意し、靴は動き回りやすいものを選ぶことが大切です。
以上、看護師の身だしなみについて3つほど例を挙げて紹介しました。患者をはじめ多くの人と接する機会が多い看護師だからこそ、常に自分の身なりに注意を払って清潔を保つ必要があるのです。